馬追太鼓
例年参加してくださる馬追太鼓保存会から、
今年も子供たちによる演奏が行われます。
当日の演奏曲目
@由仁躍進太鼓
A豊年太鼓
B山彦
C北のにぎわい
由仁町の馬追太鼓は昭和50年、
由仁町青年団体協議会30周年記念式典のアトラクションとして、
式典実行委員会が、若者有志を集めて披露したことから始まりました。
当時は太鼓の名称もなく、数曲を披露して解散しました。
その後、青年祭に発表しようと、太鼓を経験した青年達が再び集まり、
「由仁百足太鼓」の名を掲げて披露し、全町の青年達に呼びかけていきました。
その当時も自分達の興味の一つという程度で、郷土芸能とは考えず、
いつでも解散していいという気持ちで活動を始まりました。
この話が三川の加藤磯一氏に伝わり、
郷土芸能の少ない町に青年達が活動を始めたことが感銘を与え、
町内で知る人の少なかったとき、活動が長く続くとも分からない時、
いろいろとお金のかかる活動に、太鼓、半天等の援助をしてくださりました。
地域の人が期待を掛けてくれていることにより、
本格的な郷土芸能へと進み始め、地域に根差す意味で、
地域の名を取る方向で命名を加藤磯一氏に依頼し、アイヌ語のマオイを採用しました。
以来、各地の太鼓の勉強からはじめ、練習を積み重ね、成人式、百足まつり、
各地の催事に出演し成長を遂げました。
平成5年頃、子供たちの育成に熱心な地域指導者が、
子供たちに馬追太鼓を引き合わせこれがきっかけとなり「子供馬追太鼓」が誕生。
現在は子供を主流とした活動を続けています。
小学校2年生から中学校2年生まで19名の子供会員。
夏まつりの披露に向けた猛練習を現在行っています。
子供たちによる祭りの響きを、
迫力ある太鼓の演奏でぜひ体感してください!
どうぞご来聴下さい。